今ではパワー不足の感が否めない旧JOYがP1で蘇る

Ｐ１導入店 Ａ さまから、旧タイプのフロンティアＪＯＹ(ver1.2)が蘇ったとのご報告がありました。『まだ、数多く存在するＪＯＹ(ver1.2)のお店には大変良いのでは !?』ということでしたので、みなさまにもご報告させていただきます。

フロンティアJOY Ver1.2 仕様（旧タイプ） CPU Celeｒon 450MHz Memory SDRAM 256MB OS Windows NT または Windows 2000 CDドライブ SCSIをUSB1.1に 変換しているため、非常に遅い

●Ver1.2はこのスペックのマシーン内部で画像処理を行うので大変時間がかかります。
使用当時（デジカメ3Mクラスがメインのころ）でさえ、１００枚超えのオーダーが入ると、DIC（デジタルイメージングコントローラ）に届くまでに４０分位かかっていました。

しかも処理中に次のお客様がオーダーを始めると、なんと処理が止まってしまい、何時になってもオーダーがDIC側に流れてこないのです。６Mデジカメのデータでは明日まで届かないのではと何度も思ったものです。
しかもやっと届いたオーダーは自由に色補正する事も出来なかった...。

●Ver2.1になり、画像処理をDICにて行うようになり、DICにて自由に色補正出来るようになりましたが、日付は入りませんでした。

●そして現在、日付及びケータイに対応しています。

旧JOYのバージョンアップも可能ですが、バージョンアップしても ６M 時代では使い物にならないし、購入時は高かったので捨てるわけにもいきません。
まだまだVer1.2をご利用のお店様が大変多いと聞いております。

●カードリーダーについて

旧ＪＯＹはスマートメディア・コンパクトフラッシュ・ＰＣカードの3スロットが装備されているのみ、ＸＤピクチャーカード・ＳＤメモリーカード・メモリースティックのお客様には別途ＰＣカードアダプターを貸し出しておりました。店舗側が気を抜いて注意を怠ると自分のメディアが対応していないと思い、黙って帰ってしまう方も少数いらっしゃいます。

今のセルフ注文の時代にお客様の持ち込みメディアを気にしながら仕事するのはちょっとおかしい。miniSD・メモリースティックＤＵＯはアダプターを使うとしても、それ以外、デジカメで多く使用されているメディアに関してはそのまま読込み対応したいところです。

また、ＣＤやＭＯだけでなく、ＦＤやＤＶＤなどパソコンで使用できるメディアにはだきるだけ対応したいですね。

「だってデジタルプリントショップなんですから。」

カードリーダーのインターフェースは、元がＳＣＳＩ、今はＵＳＢ2.0。ＵＳＢ2.0に切り替えた一番のメリットはやはり多くのカードに対応したということでしょうね。

●JOY延命にあると便利なもの

１．デジカメ店頭受付機　P1
２．メディアカードリーダー
　　BUFFALO　MCR8U/U2(USB2.0＊８）など
３．USB2.0用インターフェース
　　BUFFALO　IFCCB2U2Vなど
４．CDドライブをUSB1.1からSCSIに変更
　　（MICROTECHの変換アダプターを取り外すのみ）

もう1〜2年、旧JOYを使いたい人にはお勧めいたします。

ＪＯＹ−Ｐ１を比べてみました。Ｐ１はいろいろなお客様のニーズに応えられます。

●JOY内部で画像補正をしない、だから処理が驚くほど早い。

●DICで色補正ができる、キレイにプリント出来てお客様も大喜び。

●多種類のプリントサイズの注文が受けられる。

●Ｐ１は画像ごとに日付プリントあり・なしを指定できる。

●読み込みメディアに制限がない。

●JOYはTIFFが読めるけどめったにTIFFは注文されない。
　（TIFFで本気になって注文されるとフリーズするし...）

●P1はJOYやOC（オーダーキャッチャー）でサポート外のプログレJPEGがいける。
　（これも多くはないけど時々持ち込まれる）

●古いDICに古いJOY、そして受付けのデジカメは６M
　動作スピードは絶対P1の勝ちでしょう。

　600万画素データ14ファイルを（メディアは遅いCF）
　ちょっとファイル少ないけど読込ませる・・・
　JOYで40秒位
　JOY-P1で20秒位（ともにUSB2.0）

　※読み込みのタイミングが違うので正確ではないけど、体感的にも確実に早いぞP1！

By Ｐ１導入店 Ａ さま